ウクライナで「ランツェト」型無人航空機の試験を開始=副首相
ウクルインフォルム
ウクライナのフェドロウ・イノベーション・教育・科学・技術発展担当副首相兼デジタル移行相は、同国ではロシア軍で使用されている「ランツェト」型の無人航空機の製品試験が行われたと発言した。
フェドロウ副首相がユーチューブ・チャンネル「ジーヤ」の番組出演時に発言した。
フェドロウ氏は、「数日前、私たちは、4つの企業の『ランツェト』型製品の試験を行った。(その内)2つが合格した」と伝えた。
同氏はまた、試験は悪天候の中で行われたとし、1機は「機体を失うことを嫌がったため、飛行させなかった」とし、もう1機はカメラに問題が生じたと発言した。
その他同氏は、生産拡大の期間に関して、「何らかの予想を行うのは難しい。私は、早く契約を与えるべきだと思っており、そうすれば企業は『加速する』だろう。しかし、思うに、それは数か月の問題だろう。1000機達成は困難だが、数百機なら数か月だ」とコメントした。
さらに同氏は、そのような無人航空機はFPV無人機と比較して技術的により高度であり、生産には投資が必要なために、ウクライナで迅速に製造することができなかったのだと説明した。
写真:デジタル移行省