ウクライナへ送る砲弾80万弾購入用資金が調達できた=パヴェル・チェコ大統領
ウクルインフォルム
チェコのパヴェル大統領は7日、ウクライナのために第三国から砲弾を購入するチェコの資金調達イニシアティブにつき、パートナー国とともに必要な額が調達できたと発表した。
パヴェル・チェコ大統領が記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
パヴェル氏は、「(7日)朝の時点で、私たちは、全ての弾薬、つまり80万弾の購入総額を調達した」と発言した。
そして同氏は、次の行動は必要な合意を締結することであり、それはチェコ政府が行うと述べた。
砲弾は今後数週間でウクライナに届くはずだという。
さらに同氏は、チェコは予定とその他の詳細につき、本プロセスに参加した全ての国々に連絡していくと発言した。
これに先立ち、パヴェル・チェコ大統領は、2月のミュンヘン安全保障会議の際、EU域外の国々の間で80万弾の砲弾を見つけたとし、必要なのはその購入資金だと述べていた。そのチェコの砲弾購入イニシアティブには、合計18か国が参加。チェコは、総額も個別の国の拠出金額も明らかにしていない。
英フィナンシャル・タイムズは、この砲弾の購入総額は、15億ドルである可能性があると試算していた。