フィンランドはウクライナが勝利するためにあらゆることを行う＝ストゥブ大統領

フィンランド国営放送「Ｙｌｅ」が報じた。

報道によれば、同訪問の主要議題は、フィンランドとエストニアの二国間関係、安全保障・国防、エネルギー問題、重要インフラだったという。

カリス・エストニア大統領との共同記者会見時、ストゥブ・フィンランド大統領は、両首脳はロシアのハイブリッド攻撃、ジョージア情勢、ウクライナ支援の重要性についても協議したと発言した。

ストゥブ氏は、全ての安全保障政策の焦点はウクライナ支援に向けられなければならないとし、欧州は武器支援で遅れをとっていると指摘した。

そして同氏は、「フィンランドはウクライナが勝利するようあらゆることを行う」と強調した。

その他、同記者会見時、カリス・エストニア大統領は、西側諸国の軍を、例えば地雷除去のために、ウクライナへ派遣することは可能だと発言した。

記者から、ポーランドとバルト諸国がウクライナへ軍を派兵する可能性について質問されると、カリス大統領は、「その議題についても議論が行われた。ウクライナ人の立場は、現時点では彼らが必要としているのは武器であり、軍ではないというものだ」と答えた。

また同氏は、ロシア国内の軍事施設はウクライナが西側の武器を使って攻撃する際の合法的な標的であると強調した。

写真：Ｙｌｅ