動員解除メカニズム導入の前に導入プロセスの調整が必要=ウクライナ国会議員

動員解除メカニズム導入の前に導入プロセスの調整が必要=ウクライナ国会議員

ウクルインフォルム
ウクライナ最高会議のホルベンコ与党会派「人民奉仕者党」議員(人権委員会副委員長)は、一定期間の兵役後に動員を解除するメカニズムを導入するためには、まず動員プロセスの調整が必要だとの見方を示した。

ホルベンコ議員がウクルインフォルムへのインタビュー時に発言した(リンク先はウクライナ語)。

ホルベンコ氏は、「前線に長らくいる者たちは、関連法案を待っている。しかし、(編集注:動員解除問題には)いくつかのニュアンスがある」と発言した。

その際同氏は、現在世界のいかなる国にも、戒厳令下で36か月後あるいは48か月後に動員を解除するというプラクティスがなく、そのためウクライナはそのような法案を策定するために参考にする国がないのだと指摘した。

そして同氏は、国内で最初の兵役の期間が経過した全ての軍人の動員を解除したら、軍では甚大な兵員不足が生じると述べた。

その上で同氏は、「そのため、動員解除メカニズムを導入するためには、私たちはまず、動員プロセスを調整しなければならないのだ」と発言した。

これに先立ち、最高会議国家安全保障・国防委員会は、動員解除・交代に関する法案の策定を勧告していた。


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