独ラインメタル社、ウクライナにフランケンシュタイン的な防空システムを供給へ
ウクルインフォルム
ドイツの防衛企業「ラインメタル」は、ウクライナに対して「フランケンシュタイン的な」防空システムを供給する。
英テレグラムが報じた。
報道には、「ロシアの無人機やミサイルを撃墜するために設計された『フランケンシュタイン』防空戦車がドイツの主要兵器会社によってウクライナに供給されることになった」と書かれている。
これは、冷戦時代の戦車「レオパルト1」の車体に最新鋭防空システム「スカイレンジャー」を搭載するものであり、無人機やミサイルを撃墜することができるという。
同社の陸上システム部門責任者のベルンハルト氏は、「私たちが口径35ミリの自動砲のスカイレンジャー砲塔を設置することのできる主力戦車『レオパルト1」はまだたくさんある」と発言した。
報道には、ラインメタル社は、戦場を360度見渡せる高性能センサーを誇っており、無人機にも対応できるスカイレンジャー・システムを開発したのはつい最近のことだと指摘されている。
これに先立ち、10日、ウクライナとドイツの防衛企業「ウクルオボロンプロム」と「ラインメタル」がウクライナ国内での修理・装甲車製造工場の操業を開始していた。
写真:テレグラフ