米国務省、ウクライナ航空機操縦士の「F16」訓練拡大の可能性にコメント
ウクルインフォルム
米国務省のミラー報道官は20日、米国は戦場の情勢変化に応じてウクライナの防衛や軍人訓練のニーズを満たすために常に自らの政策を適応し、修正していると発言した。
ミラー報道官が発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
記者から、米国はウクライナ航空機操縦士の「F16」訓練の優先度を再考する可能性があるかとの質問につき、ミラー氏は、「私はいかなる将来の決定についても話さないが、しかし、国務長官はいつも、私たちは常に戦場の現実に応じて私たちの政策を適応させ、修正していると明確に強調してきた」と発言した。
また同氏は、米政権は常にウクライナのニーズを検討し、米国がそれを独自で満たせるか、あるいは同盟国・同志国の支援が必要かを分析していると説明した。
そして同氏は、「私たちは彼らに最善の兵器を提供し、私たちが行い得る最善の訓練を、可能な限り迅速に提供したいと思っている」と発言した。その際同氏は、米国がそれを行えない場合は、他の国での可能性を模索していると補足した。
写真:デンマーク国防省