米国務省、NATO首脳会談ではウクライナ加盟への「具体的な道」が示されると説明

米国務省、NATO首脳会談ではウクライナ加盟への「具体的な道」が示されると説明

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米国のダグラス・ジョーンズ国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は、北大西洋条約機構(NATO)は来週のワシントンでの首脳会議の際に、ウクライナに対して、同国のNATO加盟を早めるための「具体的な道」を提案すると発言した。

ジョーンズ国務次官補が「アメリカの声」へのインタビュー時に発言した

ジョーンズ氏は、「米国もNATOの全ての同盟国も、ウクライナの未来はNATOにあると述べた。その首脳会議では、私たちは具体的な道を展開する。NATOはその道によってウクライナがロシアの侵略から自衛し、将来の強力でロシア抑止に必要な能力を構築し、自らをより強力なNATO加盟候補とするために必要な改革を実現するのを支援することができる。これら全ては、私たちが『NATO加盟への橋』と呼んでいるものだ。私たちが首脳会議で提供しようとしている支援は、確かにウクライナがNATO加盟への道を早めることの役に立つ」と発言した。

同氏は、成果文書では、ウクライナがNATOに加盟することを確認する文言が入ることが見込まれているとしつつ、具体的な表現はまだ調整中だと伝えた。

またワシントン首脳会議には、NATOに加盟していないパートナー国35か国の外相が招待されるという。その中には、イスラエル、エジプト、ヨルダン、カタール、UAEの外相も含まれるという。

また、今回は、NATO全32加盟国の首脳だけでなく、インド太平洋地域のオーストラリア、日本、韓国、ニュージーランドといったパートナー国の首脳も参加する。このような形での首脳会議開催は3年連続となるという。

ジョーンズ氏は、「ロシアは北朝鮮から武器を得ようとしているが、なぜなら同国はウクライナに対する侵略を継続するための手段を模索しているからだ。繋がりは深い。だからこそ、どのように学び合うか、それら共通の安全保障上の挑戦を解決する上でどのように協力するかについて協議すべく、首脳会議には、インド太平洋のNATOパートナー国の首脳も出席する」と強調した。

なお、7月9〜11日、ワシントンでNATO首脳会議が開催される。


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