NATO報道官は25日、ルーマニア領内でロシア軍の自爆型無人機「シャヘド」の破片が見つかったことにつき、ロシアがNATO加盟国を意図的に攻撃した兆候はないとコメントした。
スカイニュースがNATO報道官の声明を報じた。
報道官は、NATOの領土への意図的な攻撃の兆候はないと表明した。
声明には、「NATOにはロシアによる同盟国領土に対する意図的な攻撃を示す情報はないものの、これらの行動は無責任かつ潜在的に危険である」と書かれている。
その上で、報道官は、NATOは過去数日、監視・偵察、特に空のパトロールを強化したと伝えた。
これに先立ち、ルーマニア国防省は25日、ロシア軍の自爆型無人機の破片がルーマニア領内で発見されたと発表していた。