トルコで建造のウクライナ海軍向けアダ級コルベットの進水式開催
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ウクルインフォルム
ウクライナのオレーナ大統領夫人とウメロウ国防相は1日、イスタンブルで開催された、ウクライナ海軍のためにトルコで建造されたアダ級コルベット「ヘトマン・イヴァン・ヴィホウシキー」の進水式に出席した。
オレーナ大統領夫人がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
オレーナ氏は、「全ウクライナにとって特別な日だ。強力なコルベット『ヘトマン・イヴァン・ヴィホウシキー』の進水だ。これはすでに、ウクライナが発注してトルコで建造されたアダ級艦船である。同艦は、私たちの国と地域全体の安全を強化する。トルコのパートナー、私たちの外交官、これを促進した全ての人に感謝している」と書き込んだ。
また同氏は、フェイスブック・アカウントでは、同様にウクライナがトルコの造船工場「STM」に発注し、将来ウクライナ海軍の旗艦となるコルベット「ヘトマン・イヴァン・マゼーパ」は、現在海上でのテストを行なっているところだと伝えた。
ウメロウ国防相は、フェイスブック・アカウントにて、「ロシアの侵略により、トルコで建造されてきたコルベット『ヘトマン・イヴァン・ヴィソウシキー』と『ヘトマン・イヴァン・マゼーパ』は、最新兵器が搭載され、私たちの艦隊への重要な補強となり、ウクライナの防衛能力を高めることになる。トルコのパートナーによる私たちの国にとって困難な時期におけるサポートに感謝している」と書き込んだ。
また同氏は、ウクライナは、すでにロシアの艦船を数十破壊し、ロシア艦隊の制海権を失わせたと指摘した。
写真:オリハ・ブドニク/ウクルインフォルム