「ロシアがどのような行動を計画しているか把握、私たちは対応する」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、情報総局と対外情報庁のインテリジェンス報告を聞いたと報告した。また同氏は、シルシキー軍総司令官からポクロウシク方面とクラホヴェ方面の情勢についても報告を受けたと伝えた。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「情報総局と対外情報庁のインテリジェンス報告を受けた。ウクライナにとっての現存の可能性と脅威に関する詳細なものだ。私たちは、モスクワにてどのような行動が計画されているかを見ており、私たちは対応していく。ウクライナにとって然るべきように、断固としてだ。そして、今、世界のプーチンをいまだに何とか助けたいと思っている人々皆に言いたい。私たちは、単に自国と自国民を守るためではなく、戦争の扇動や戦争継続のあらゆる試みに対する強力な対応のための世界の真の団結のためにあらゆることを行う」と発言した。
また同氏は、ウクライナの絶対的優先課題は「公正な平和」であり、1つ1つのミサイルや無人機や、この戦争をより長く、より残酷にするためのあらゆる試みに対して、世界の対応が生じることは避けられないと指摘した。
その他同氏は、同日シルシキー宇軍総司令官からの報告も聞いたとし、「私たちは、ポクロウシク方面で前線を維持している私たちの戦士たち、クラホヴェ方面を維持している戦士たち皆に感謝している。確かに私たちの陣地を維持している戦士たちにだ。そして、私たちは、今役に立ち得るパートナーの行動を近付けている。大切なことは決断力だ。ウクライナ人に決断力は、十分以上にある。パートナーたちの決断力は、はるかに長射程的とならねばならない」と強調した。