ゼレンシキー宇大統領、ドイツとオランダの2外相と会談
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ゼレンシキー氏は、「ベーアボック独外相とフックストラ蘭外相との内容ある会談が行われた。あなた方の国からのサポートは私たちにとって重要であり、価値がある。今日あなた方が私たちの隣にいて、ウクライナの人々と連帯してくれていることにつき感謝している」と書き込んだ。
ゼレンシキー氏はまた、そのようなサポートがあればウクライナは勝利すると述べた他、「私は、協力すれば勝てると思っている。勝利とは、私たちの領土にいる私たちの人々の全ての権利と自由をウクライナに取り戻すことである」と発言した。
さらに、大統領府の発表によれば、ゼレンシキー氏は、「本人がキーウを訪問することは、あなた方の国、私たちの同盟国・パートナー国からのウクライナとの連帯のジェスチャーである」と発言した。
会談時の重要な議題は、ドイツとオランダからの、ロシアの侵略との戦いにおける、防衛分野をはじめとする、さらなる実質的なウクライナへのサポートだったと書かれている。
また、ゼレンシキー氏は、EUの対露制裁強化に関するオランダとドイツの明確な立場を指摘し、石油禁輸を含む第6対露制裁パッケージがまもなく採択されることへの期待を表明した。
さらに、会談では、ウクライナの欧州統合問題に関する意見交換が行われた。ゼレンシキー大統領は、オランダとドイツの社会のレベルでのウクライナのEU加盟に対する高いレベル支持があることにつき謝意を伝え、ウクライナへEU加盟候補国地位を速やかに付与することが、ウクライナの欧州の価値保護への貢献を認めることになると強調した。
またロシアの侵略を受ける中でのウクライナへの経済支援の問題では、ゼレンシキー氏は、オランダとドイツに対して、ウクライナへの復興に加わるよう提案し、特に、各国がウクライナの特定の地域や経済の分野の後援を行うというイニシアティブを紹介した。
ゼレンシキー氏は、歴史上の「マーシャルプラン」を例とした、戦後のウクライナ復興計画の作成の重要性を強調した。
写真:大統領府