ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、最高会議(国会)が同意したアンドリー・コースチン最高会議議員の検事総長への任命を、大統領令により確定した。
大統領令第538/2022が公開された。
これに先立ち、7月26日、最高会議は、アンドリー・コースチン議員を検事総長に任命することを支持する決議を採択していた。
アンドリー・コースチン議員は、与党「人民奉仕者党」会派の議員であり、司法行政委員会の委員長を務める人物。1973年、オデーサ生まれ。オデーサ国立大学で法学部を卒業し、国会議員になる前は、その後、弁護士として働いていた。
また、ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなる「三者コンタクト・グループ(TCG)」にて、ウクライナ代表団の一員として参加し、政治作業部会で活動していた。