8月23日のクリミア・プラットフォーム首脳会談、ウクライナは参加国増を目指す
ジョウクヴァ副長官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ジョウクヴァ氏は、「第1回首脳会合後から1年が経ち、ウクライナ大統領は第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談のオンライン開催を主導した。安全の観点から、私たちは今年はオフラインでは首脳会談を開催できないのだ…。クリミア・プラットフォームの参加国の首脳たちは、首脳会談参加の招待状を受け取った。言うまでもなく、クリミア脱占領問題は、その他のウクライナ領の脱占領同様、現在、全てのリーダーたちの議題の中にあるべきである」と発言した。
同氏はまた、過去1年で、クリミア・プラットフォームにはさらに1か国が加わっており、その結果、現在クリミア・プラットフォーム参加者は48の国(編集注:+国際機関)となっていると指摘した。
加えて同氏は、ウクライナはクリミア・プラットフォームに加わる国ができるだけ多くなるように積極的に活動しているとし、そのため、8月23日第2回首脳会談には参加国の48か国・団体の代表だけでなく、アジア、南米、アフリカの諸国の代表も招待すると伝えた。
さらに同氏は、10月にはクリミア・プラットフォーム参加国の国会議長会議も開催するとし、「そのイベントはオフラインとなり、ウクライナのあるパートナー国で開催される。それは、クリミア・プラットフォーム・フォーマットの延長となる。なぜなら、クリミア脱占領のための関連法律の採択においては、議会の役割も非常に重要だからだ」と発言した。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は7月25日、ウクライナは8月23日に第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談をオンラインで開催すると発言していた。
なお、2021年8月23日、キーウにて、クリミア・プラットフォーム第1回首脳会談が開催された。同首脳会談には日本を含む45か国が参加し、「クリミア・プラットフォーム宣言」を採択している。
The second summit of the Crimean Platform is going to be held on August 23, 2022.
— Crimea Platform (@crimeaplatform) August 3, 2022
Despite the full-scale invasion of 🇷🇺 into Ukraine the topic of occupied Crimea will be brought up at the highest political level again. pic.twitter.com/4aXf7KKTXp