ゼレンシキー宇大統領、バイデン米大統領と電話会談 支援に謝意

ゼレンシキー宇大統領、バイデン米大統領と電話会談 支援に謝意

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、バイデン米大統領と電話会談を行った。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、バイデン大統領と米国民に対して、強力な安全保障支援と財政支援につき謝意を伝えた。

さらにゼレンシキー氏は、個別に24日のバイデン氏による60億ドルという比類ない支援パッケージ(30億ドルの安全保障支援と30億ドルの世銀を通じた財政支援)の供与の声明を指摘し、「あれは、独立記念日におけるウクライナへの最善のプレゼントだ」と発言し、とりわけ、軍事支援の中に地対空ミサイルシステム「ナサムス(NASAMS)」を加えたことにつき特に謝意を伝えた。同氏は、「この現代的防空システムは、私たちが街をミサイルテロから守るのに役立つ」と強調した。

その他、ゼレンシキー氏は、ウクライナへのさらなるマクロ財政支援の重要性を指摘し、その分野での米国のリーダーシップを高く評価した。

またゼレンシキー氏は、ウクライナの住居・インフラの大規模な破壊の状況につき報告した上で、破壊された重要インフラの再生に向けた緊急課題の解決にのための2国間調整を強化するよう提案した。

その他同氏は、ザポリッジャ原発の状況と起こり得る世界規模のリスクについて詳細に報告した。両首脳は、同原発をウクライナのコントロール下に戻すこと、受け入れられる条件で国際原子力機関(IAEA)の同原発へのアクセスを確保することが必要であるとの点に同意した。

両首脳は、侵略国ロシアへの制裁圧力の強化についても協議した。ゼレンシキー氏は、「自由世界は、侵略国を平和へ向かわせるべく、同国への圧力を強めねばならない」と強調した。

ゼレンシキー氏はまた、ロシアがウクライナ領内で違法住民投票を行うことは看過し得ないとし、米国によるウクライナの主権と領土一体性への強力な支持の重要性を強調した。

また両者は、オレーナ・ゼレンシカ宇大統領夫人の最近のワシントン訪問についても話し合った。

これに先立ち、バイデン米大統領は、8月24日のウクライナの独立記念日に合わせて、これまでで最大の総額となる29億8000万ドルの対ウクライナ軍事支援を発表していた


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