米国は露が核兵器を使用した場合の計画を有している=ブリンケン米国務長官

米国は露が核兵器を使用した場合の計画を有している=ブリンケン米国務長官

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米国のブリンケン国務長官は、プーチン露大統領による核兵器を巡る発言は無責任なものであるとし、米国はロシアに対して、同国のもたらしている脅威に関する懸念を明確に伝えたと発言した。

ブリンケン米国務長官が米CBSへのインタビュー時に発言した

ブリンケン氏は、「私たちは、ロシア側に対して、核兵器に関する軽はずみな話を止めるよう、公にも私的にも非常にはっきりと伝えてきた」と発言した。

記者から、米国は、核戦争の脅威についてロシア側と指摘にもコンタクトをとってきたのかと質問されると、ブリンケン氏は、「ええ。ロシアがその結果の恐ろしさを、私たちから聞き、私たちから知ることが非常に重要なのだ。そして、私たちは、それを非常に明確に行った」と回答した。

ブリンケン氏はまた、「プーチンは、自らが始めた戦争からの明確な出口を有している。それは、戦争を終わらせることだ」と述べ、「ロシアが戦うことを止めれば、戦争が終わる。ウクライナが戦うことを止めれば、ウクライナが終わる」というフレーズを繰り返した。

同氏はまた、核兵器が使用された場合に米国がどのように対応するかについては、詳細を述べることを拒否した。同時に同氏は、米政権にはその場合の計画があると発言した。

これに対し、記者が「それは第三次世界大戦を防ぐような計画か?」と尋ねると、ブリンケン氏は、「バイデン大統領は、ウクライナ人の自衛を支援するためにあらゆる可能なことを行う決意があり、私たちは、ロシアに圧力をかけるために他の国をまとめるべく、あらゆる可能なことを行っている」と説明した。

さらに、同氏は、「私たちはまた、この戦争が拡散しないようにするという決意もある」とも発言した。

なお、これに先立ち、サリヴァン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、米国はロシアに対して、もしロシアが核兵器を使用した場合は、ロシアを破滅的な結果が待ち受けるだろう、米国と同盟国は決意を持って対応すると発言していた


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