サウジアラビアで8月5、6日に第2回ウクライナ和平首脳補佐官級協議開催=宇大統領府
ジョウクヴァ大統領府副長官がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ジョウクヴァ氏は、6月24日のコペンハーゲンにおける第1回補佐官級会合が成功してから、今回同会合の参加国は15か国から約40か国に増加したと伝えた。また、同氏は、グローバルサウスの国々からもさらに参加があると伝えた。
同氏は、「大切なことは、中東にてそのような会合が開催されることであり、それにより、ウクライナは西側の国々によってのみ支持されているというロシアのナラティブが完全に壊されることになる」と指摘した。
さらに同氏は、同会合は単なる協議ではなく、ウクライナの「平和の公式」の履行という目的実現の道における明確なメッセージであることが重要だと書き込んだ。
また同氏は、ウクライナ政権は、効果的な計画を有しており、国際法、ウクライナの主権と領土一体性を尊重する全ての国と話していく準備があると伝えた。
その他同氏は、今回の会合の結果として、「ウクライナの『平和の公式』の10項目の哲学を調整し、将来の首脳級の『平和の公式サミット』開催の条件、とりわけ、時間、場所、議題」を決めることが計画されていると伝えた。
ウクライナ側の代表団団長を務めるのはイェルマーク宇大統領府長官だという。
同氏は、「G7と押収の近しいパートナーたちと恒常的に連絡をとるためには、私たちは多くの機会がある。しかし、サウジアラビアが提供した国際プラットフォームのメリットは、評価してもしきれない。平和の公式の履行を加速させ、役割を分担し、課題を明確に際立たせることができる。課題の中で重要なことは、国際法の回復、国連憲章とウクライナの条件に基づいた公正な平和の確立だ。なぜなら、ロシアの侵略は私たちの領土で続いているのだから。努力を調整し、準備をしており、8月5日には、サウジアラビアで国際協議を始める」と伝えた。
これに先立ち、6月24日、コペンハーゲンにて、G7、ウクライナ、デンマーク、トルコ、南アフリカ、インド、ブラジル、サウジアラビアの国家安全保障・政治問題首脳補佐官が平和の重要原則に関する会談を行っていた。同会合につき、イェルマーク・ウクライナ大統領府長官は、「同会合は広島でのG7首脳会議の際にウクライナとG7とグローバルサウスの首脳の間で始まった対話の延長だ」と伝えていた。
同会合には、日本からは秋葉国家安全保障局長が参加していた。