クレーバ宇外相、米国とスロバキアの対ウクライナ支援の展望にコメント
ウクルインフォルム
ウクライナのクレーバ外相は2日、米国議会が暫定予算をウクライナ支援を除外した上で採択したことにつき、体系的な出来事ではなく、事件だとみなしていると発言した。
クレーバ外相がキーウを訪問したボレル欧州連合(EU)上級代表との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、「要点は、週末に米国議会で起きたことが、(1回だけの)事件なのか体系的な事なのか、という点にある。私の考えでは、それは事件である」と発言した。
同氏はまた、ウクライナ側は米国議会の両党と非常に深い議論を行ってきたと伝え、その上で、「米国での潜在的シャットダウンを背景に、そのようなものが採択されたのだが、私たちは、それがどのような条件下でも繰り返されることがないと確信を得るべく、現在議会両党と作業している」と発言した。
さらに同氏は、ウクライナにかかっていること、それが単にウクライナだけのことよりもはるかに大きなことであることを、米国は理解しているのであり、米国の支援が壊れたとは思っていないと発言した。その際同氏は、「これは世界の安定と存続のことなのだ。そのため、私は、必要な解決策を見出せると思っている」と発言した。
また、議会選挙の行われたスロバキアについて、クレーバ氏は、選挙がウクライナ支援に与える影響について最初の結論を出すのは、連立政権が行われるのを待つべきだと発言した。
同氏は、「私たちは、スロバキアの民の洗濯を尊重しているが、現在は、選挙の結果がスロバキアの立場にどのように影響を及ぼしていくかを判断するには時期尚早である。連立の形成を待つべきであり、その後に、その連立の攻勢を見て、最初の結論を出すことができるようになるのだ」と発言した。