ウクライナ議会与党会派長、ジョージア政府に対して両国関係正常化手段を提案
ウクルインフォルム
ウクライナのアラハミヤ最高会議(国会)与党会派「人民奉仕者党」会派長は11日、ジョージア政府が現在ウクライナで活動している同国のサーカシヴィリ元大統領時代の幹部(ウクライナ国籍取得済み)を引き渡すよう要求していることにコメントした。
アラハミヤ氏がテレグラム・チャンネルにコメントを投稿した。
アラハミヤ氏は、「ジョージアの親クレムリン政権が、『関係正常化』のために私たちの国民の引き渡しに関する何らかの要求を出している。もし本当に『正常化』について話すのであれば、そのためにはプランがある」と書き込んだ。
その際同氏は、関係正常化プランは次の3つの行動からなると伝えた。
1:ウクライナ国民ミヘイル・サーカシヴィリを牢屋から出し、(編集注:ウクライナへ)帰国させること。
2:ロシア連邦との間の直通航空便を停止すること。「それはジョージアの人々自体が要求している」
3:制裁回避で侵略国を支援することを止めること。
その上でアラハミヤ氏は、「そうすれば、関係の正常化は簡単に生じるだろう」と指摘した。
これに先立ち、ジョージア政府は、ウクライナ政権に対して、サーカシヴィリ元ジョージア大統領政権時代の政府関係者をジョージアに引き渡す要求を発表していた。