「106か国が平和サミットへの参加を認めた」=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、すでに106か国が今月スイスで開催される「グローバル平和サミット」への参加を認めたと発言した。
ゼレンシキー大統領がシンガポールで開催された「シャングリラ会議」の会場内で報道機関とのやりとりの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「スイスの『サミット』に来るのは世界106か国が確認されている。今日の時点で首脳レベルで確認されているのは70〜75人の大統領(編集注:ママ)だ。米国はハイレベルでの『サミット』参加を認めたが、今のところ大統領の確認はない。しかし、いずれにせよ、私は、大統領が来るチャンスはあると思っている。大切なことは、米国が首脳レベルで出席することだ。中国に関しては、同国はどのレベルでの参加を認めていない」と発言した。
同氏はまた、米国はいくつかの国とコンタクトをとっており、それらの国を「平和サミット」への参加へと促しているとしつつ、中国はむしろ、諸国が同「サミット」に参加しないように活動していると指摘した。
加えて同氏は、ウクライナはパレスチナとイスラエルも「平和サミット」に招待したと伝えた。
その上で同氏は、「私たちは全ての国を私たちのサミットに招待した。私たちは、それぞれの意見を聞く準備がある。ロシア代表者は招待されていない」と発言した。
写真:大統領府