「平和サミット」共同コミュニケから2か国の署名が削除
ウクルインフォルム
第1回「平和サミット」の成果文書として採択された共同コミュニケの署名国数が80から78に減少した。
公共放送「ススピーリネ」が報じた。
報道によれば、スイス政府の公開した「平和サミット」共同コミュニケ参加国のリストは、当初公開された80ではなく、78となっている。
署名国リストには、イラクとヨルダンが抜けている。理由は現時点では伝えられていない。
コミュニケの署名国リストは、スイス外務省のウェブサイト上で確認できる。
なお、6月15、16日、スイスのビュルゲンシュトックにて、第1回「平和サミット」が開催された。同会合では、核安全保障、食料安全保障、人道問題が協議された。大半の参加国は、共同コミュニケを採択。同コミュニケには、ウクライナでの核兵器の使用が容認できないこと、食料安全保障を武器として使うことは容認できないこと、捕虜の完全交換や民間人のウクライナへの帰還が訴えられている。