EU理事会、ウクライナとモルドバの加盟交渉開始を承認
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)理事会は21日、ウクライナとモルドバとのEU加盟交渉のマンデートを正式に承認した。これにより、来週25日には、最初の政府間会合の開催へと道が開く。
EU議長国を務めるベルギーがソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
発表には、「EU理事会が、ウクライナとモルドバの加盟交渉実施のための交渉枠組みを含むEUの一般的立場を承認した。これは、6月25日火曜日にルクセンブルクで行われる交渉開始への道を開く。ウクライナ政府との会議は15時30分から、モルドバ政府との会議は18時から」と書かれている。
🇺🇦🇲🇩 The @EU_Council adopted the general EU positions, incl. negotiating frameworks, for accession negotiations with Ukraine and Moldova.
— Belgian Presidency of the Council of the EU 2024 (@EU2024BE) June 21, 2024
This opens the way for launching the negotiations on Tuesday 25 June in Luxembourg:
· 15:30 - IGC with Ukraine
· 18:00 - IGC with Moldova pic.twitter.com/A2c8bPpIgS
これに先立ち、2023年12月14日、欧州理事会は、ウクライナ、モルドバ、ボスニ・ヘルツェゴビナとのEU加盟交渉を開始する決定、またジョージアに加盟候補国地位を付与する決定を下していた。
また欧州委員会は、6月7日、EU加盟交渉開始に向けたウクライナとモルドバの条件履行の進捗状況につき、大使レベルのEU常駐代表委員会(コレペール)に報告し、両国が全ての必要な措置を講じたとの結論を下していた。