ゼレンシキー宇大統領、スターマー英首相と長射程ミサイルや海軍発展につき協議
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ワシントンにてスターマー英首相と会談し、長射程ミサイル「ストームシャドー」のロシア領内軍事施設への使用許可の実際的実現につき協議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「キア・スターマー英新首相と初めて会談した。私たちの国のための全ての軍事・財政パッケージに感謝している。朝、私は、ロシア領の軍事施設に対するミサイル『ストームシャドー』使用への許可について(編集注:ブルームバーグの報道を)読んだ。そして今日、私たちは、その決定の実際的実現を協議する機会を得たのだ」と書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、ウクライナへの不変の支持につき謝意を伝えた。
また、ウクライナ大統領府の発表によれば、両首脳はその他、他のパートナー国と協力した上でのウクライナの長射程攻撃能力のさらなる拡大に注目した。ゼレンシキー氏は、海洋能力連合における英国のリーダーシップを指摘した。
両者はまた、英国の支援によるウクライナの艦隊の発展展望についても協議した。
その他、両者は、第1回「平和サミット」の結果とその決定の実現に関するテーマ別会議の準備についても注意を向けた。
なお、9〜11日、ワシントンにてNATO首脳会議が開催されている。ウクライナからは、ゼレンシキー大統領率いる代表団が出席している。
写真:大統領府