トランプ米大統領選候補「私ならプーチンにウクライナには決して手を出すなと言ったであろう」

トランプ米大統領選候補「私ならプーチンにウクライナには決して手を出すなと言ったであろう」

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米国の共和党からの大統領選挙の候補ドナルド・トランプ前大統領は、自身が大統領だった時に「戦争の危機は決してなかった」とし、自身が大統領だったらロシアの首脳プーチン氏がウクライナに対する戦争を始めることも防いだであろうと発言した。

トランプ氏がブルームバーグへのインタビュー時に発言した

トランプ氏は、改めて自身はプーチン氏と「良い関係だった」と自慢した。

その際同氏は、「プーチンと私はとても仲が良かった。戦争の危機に陥ることはなかった。彼は決してウクライナに手を出さなかっただろう。私は、絶対にウクライナに入るなと言った(だろう)」と発言した。

また同氏の考えでは、現在の世界の安全保障状況は「第三次世界大戦に突入してしまうかもしれない」とし、選挙の対立候補であるバイデン現職大統領をあらゆる点で非難した。

さらに同氏は、「私には戦争はなかった。ISIS以外に戦争はなかった。私は彼らを非常に短期間で終わらせた。私は5年かかると言われたが、しかしほとんど時間がかからず、彼らを倒した。(中略)ロシアも領土を獲らなかった」と発言した。

同時に同氏は、制裁を支持しておらず、対露制裁を緩和することを考えたことがあると発言した。

写真:BRANDON BELL/GETTY IMAGES


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