「最も激動の時に支えてくれた」=ゼレンシキー宇大統領、大統領選撤退のバイデン米大統領に謝意
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、米国のバイデン大統領が大統領選撤退を表明したことに際して、バイデン氏が歴史上最も激動の時にウクライナを支えてくれたことにつき、ウクライナはずっと感謝していくと発言した。
ゼレンシキー大統領がソーシャルメディア「X」アカウントに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナは、バイデン大統領が自由を巡るウクライナの闘いを揺らがず支持してくれたことに感謝している。それは、米国における両党支持と共にこれまでも今も極めて重要だ」と発言した。
またゼレンシキー氏は、過去数年多くの強力な決定が採択されたとし、それはバイデン氏が困難な時代に下した勇敢な措置として記憶されていくだろうと指摘した。
さらに同氏は、「そして、私たちは彼の今日の厳しいながらも強力な決定を尊重する。私たちは、バイデン大統領のリーダーシップにずっと感謝していく。彼は、歴史の最も激動の時に私たちの国を支えてくれ、プーチンによる私たちの国の占領を防ぐ上で私たちを支援してくれたし、この酷い戦争の間ずっと私たちを支え続けてくれている」と強調した。
そして同氏は、ウクライナと欧州全体の現状も同様に困難であるとし、「そして私たちは、米国の今後の協力のリーダーシップにより、ロシアの悪が成功を達成したり、自らの侵略の結果を得ることのないことを心から期待している」と伝えた。
これに先立ち、21日、バイデン米大統領が11月5日に投票が行われる米国大統領選挙から撤退を表明していた。
写真:大統領府