【イスラエル・レバノン情勢】ウクライナ外務省、双方に大規模戦争を予防するための最大限の抑制を呼びかけ
ウクルインフォルム
ウクライナ外務省は、イスラエルのレバノンへの地上作戦開始に際して、紛争が大規模な地域戦争へと発展することを防ぐために、最大限抑制するよう対立当事者に呼びかけた。
ウクライナ外務省がコメントを発出した。
外務省は、ウクライナは、とりわけイスラエルがレバノン領での限定的地上作戦を開始する決定を下したとの文脈でのレバノンの情勢展開を懸念を持って追っていると伝えた。
コメントにはまた、「ウクライナは、『ヒズボラ』集団からイスラエル領へのミサイル攻撃を断固として非難しつつ、対立当事者に対して、紛争が大規模な地域戦争に発展することを防ぐべく、最大限の抑制を呼びかける」と書かれている。
さらに、外務省は、レバノンで、長引く軍事紛争によって最近自らの家を離れざるを得なくなった難民・国内避難民の数が増加していることへ特別な懸念を表明した。
その上で外務省は、「民間人の間の犠牲者を回避することと国際人道法規範の違反を防ぐことが極めて重要である。できるだけ早期に地域における暴力へ終止符を打たねばならない」と強調した。