ウクライナ大統領選挙は戦後すぐに行われる=政権高官
ウクルインフォルム
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、戒厳令によって実施のできない同国の大統領選挙は戦争終結後にすぐに実施されると発言した。
イェルマーク大統領府長官がイタリアのコリエーレ・デラ・セラ紙へのインタビュー時に発言した。公共放送局「ススピーリネ」が報じた。
記者から大統領選挙につき質問されると、イェルマーク氏は、「戦争終結後すぐだ。ゼレンシキー氏は、全ての兵士や、現在国外にいる難民が投票できるようにしたいと非常に明確に話している。しかし、現在、リソースは戦争に向かわなければならないのだ」と答えた。
なお、ウクライナ憲法上では、大統領選挙は2024年3月31日に開催されることになっていた。同時に、ウクライナ法は、戒厳令下における選挙の実施を禁止している。
ステファンチューク最高会議(国会)議長は、次回の大統領選挙は、戒厳令が解除されてから60日以内に開催されると発言していた。