ウクライナ外務省、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射を非難 国際社会に対応要請
ウクルインフォルム
ウクライナ外務省は、北朝鮮による10月31日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を強く非難した。
1日、外務省が関連のコメントを発出した。
外務省は、そのさらなる無責任な挑発は朝鮮半島と世界全体の平和と安定を損なうものだと強調している。
また外務省は、北朝鮮は侵略国ロシアに榴弾砲砲弾と弾道ミサイルだけでなく、自らの軍部隊を対ウクライナ戦争に参加させるために送っており、意識的に状況を不安定化し続けていると指摘した。
そして外務省は、今回のミサイル実験が、以前の発射実験と比較して、可能な限り高い高度に達したことから、それは北朝鮮のミサイル計画がさらに進展していることを示すものであるとした上で、ロシアと北朝鮮の軍事協力の深化は、このような背景から特に懸念されるものであり、国際社会からの即時かつ断固とした対応が必要だと主張した。
加えて外務省は、パートナー国に対して、ロシアと北朝鮮に断固として対抗すべく、ロシアの北朝鮮への制裁圧力の強化から、ゼレンシキー大統領が提示している「勝利計画」の一環でのウクライナの能力の最大限強化まで、早急に行動するよう要請している。