ドイツには侵略国と犠牲国の役割を入れ替えるような議論もある=ベーアボック独外相
ウクルインフォルム
ドイツのベーアボック外相は4日、ドイツには侵略国と犠牲国の役割を入れ替えるようなひどい議論があるとしつつ、しかし、ドイツ政府は、ウクライナが自由を勝ち得るまで、ウクライナの側に変わらず立ち続けると発言した。
キーウを訪問したベーアボック外相がシビハ宇外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ベーアボック氏は、「ここキーウで私は、非常に正直に話したい。私は、本件に関して、一部意図的に、侵略国と犠牲国の役割を入れ替えるようなドイツのいくつかの議論がどれだけひどいものかを知っている。私の国では一部の人が、支援の必要性に疑問を抱いている。しかし、米国選挙を前に、もう一度強調する。欧州最大の国であるドイツの政府は、私たちの責任がどのようなものかを知っている」と発言した。
また同氏は、ドイツ国民は欧州の安全、平和、ウクライナ人の自由のために何をしているのかを把握しているとも発言した。
そして同氏は、「あなた方は一人ではない。あなた方は、世界中にもっとも強力な友人とパートナーがいる。私たちは、あなた方が必要とする限り、あなた方の側に居続ける。なぜなら、あなた方は、欧州における私たちの自由のためにも戦っているからだ」と発言した。