ゼレンシキー宇大統領、ボレルEU上級代表と軍事支援や露領内目標攻撃につき協議
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、キーウを訪れた欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策担当上級代表と会談し、対ウクライナ軍事支援の増加などにつき協議を行なった。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「主要な議題は、ウクライナとEUのさらなる連携、軍事支援増加、ロシア領内軍事目標に対する攻撃への制限の解除、欧州平和ファシリティ(EPF)での支援妨害の解除、G7の決定に沿った500億ドルのウクライナへの供与に関する全ての手続きの完了だった」と伝えた。
また同氏は、ボレル氏のウクライナ訪問はロシアの全面侵攻開始から5回目のものだと述べた上で、ボレル氏は訪問の度にウクライナの地方も訪れており、今回も10日にチェルニヒウ州を訪れたと指摘した。
その上で同氏は、「この戦争の間、100%完全に私たちの側、ウクライナの側、ウクライナの人々の側にいてくれたことにつき感謝している。あなたには、この戦争の詳細について話す必要がない。なぜなら、あなたは困難な日々をずっとウクライナにいてくれたからだ。私たちは、あなたを常にあてにすることができた」と発言した。
さらに同氏は、EUとその加盟国からのウクライナ支援につき謝意を伝えた。
写真:大統領府