EUは米国の行動とは無関係にウクライナを支援し続ける=EU上級代表
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策担当上級代表は26日、EUはウクライナ支援を継続せねばならないし、その支援が米国の新政権からの命令で終わることはないと発言した。
ボレル外務・安全保障政策担当上級代表が、イタリアのローマ近郊のフィウッジにおけるG7外相会談の開始前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ボレル氏は、「私たちは、ウクライナが必要としている支援を提供するために働き続けなければならない。私たち、欧州の人々は、トランプ氏が何をしたがっているかとは無関係に行動している。私たちには、自らのコミットメントと自らの能力がある。私たちが、戦略的自律を有していると言う時、私たちが最低でも言うことができ、行うことができるのは、ウクライナ支援を継続することである。トランプ氏の側からの命令で私たちがそれを終わらせることはない」と発言した。
同氏はまた、米国が何をしていくかは、当然ながら非常に重要であるが、しかし、一方でEUはウクライナ防衛のためにあらゆる能力を活用すべきだと指摘した。
そして同氏は、「ウクライナ外相が私たちに状況を説明するために、ここへ来ている。私たちは、ウクライナを支援するというコミットメントを新にする。それがEUの立場だ」と発言した。
なお、25、26日、イタリアのフィウッジにてG7外相会合が開催。同会合には、ウクライナのシビハ外相も参加した。