ウクライナ6州、コロナ感染が危機的状況に
ウクルインフォルム
10月25日時点で、ウクライナ国内6州が、新型コロナウイルス感染状況が最も申告と判断される「赤圏」と評価されている。
ウクライナ保健省が感染状況を示す表を公開している。
同表によれば、感染状況が最も深刻であることを意味する「赤圏」に属しているのは、ドニプロペトロウシク州、ドネツィク州、ザポリッジャ州、オデーサ州、スーミ州、ヘルソン州の6州。
なお、キーウ市とキーウ州は感染状況を示す4段階評価(感染状況の軽い順に、緑・黄・橙・赤)の内、「橙圏」となっている。
ウクライナ全体では、人口10万人中614件の感染件数が確認されている。キーウ市は、10万人中389件。赤圏に属し、感染状況の最も深刻なヘルソン州では、10万人中1141件となっている。
また、酸素吸入設備の整った病床の使用率は、国内全体で66%となっている。この数値は、とりわけ、赤圏のドネツィク州で88.3%、スーミ州で80.1%となっている。
なお、10月25日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は1万4634件だと発表されている。