キーウ地下鉄「ウクライナ英雄広場」駅の新しい駅名設置
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ウクルインフォルム
キーウ地下鉄の「ウクライナ英雄広場」駅(旧レフ・トルストイ広場駅)で12日未明に始められた、構内の新しい駅名設置作業のうち4か所の内1つが終了した。
キーウ市軍行政府が伝えた。
発表には、「表示1つに26文字あり、正しくきれいに設置するには時間がかかる。さらに、このような作業は、電車の運行がなく、接触レールに電圧のない夜間にしか行えない」と説明されている。
同駅の駅名変更のために、104の文字が作成されたという。1つの文字板の重さは約3キロ。また、新駅名「ウクライナ英雄広場(Площа українських героїв)」は、キーウ地下鉄の駅名の中で最も長いものだという。
文字をデザインしたのはフォントデザイナーのボフダン・フダリ氏。彼が昨年、自らの発案で表記制作を始めた。建築家たちが彼のアイデアを支持し、同意した。
写真:キーウ市軍行政府
キーウ市軍行政府は、昨年5月、キーウ市議会の決定により、キーウ地下鉄の「レフ・トルストイ広場」駅が「ウクライナ英雄広場」駅に、「民族友好」駅が「ズヴィリネツィカ」駅(編集注:歴史的地名)に変更されたことを喚起した。