ウクルインフォルムはウクライナの欧州大西洋統合のテーマに大きな注意を向けていく=チェレヴァティー新総裁
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
チェレヴァティー氏は、「この栄誉ある職員を率いることは信じられない名誉である。あなた方のイニシアティブに感謝している。最近まで、戦争とウクライナ軍の情報機構内での仕事が、私にとって主な挑戦だった。今後、これ(編集注:ウクルインフォルム通信の総裁職)がおそらく私の人生の最大の挑戦となり、私は尊厳をもってその挑戦に応えるべく、最大限の努力を尽くしていく」と発言した。
同氏はまた、自身は新しいイニシアティブに対してオープンであり、ウクルインフォルムの業務運営の際に健全なアイデアを聞いていく準備があると明言した。
さらに同氏は、「健全なアイデアを支持することには何の問題もない。大きな人事異動も行われない。私たちはスムーズにリズムに乗る。私は、全ての編集部と面会する」とし、またウクルインフォルムの豊富な経験と最近の動向が必ず考慮されると伝えた。
その他同氏は、自身はロシアの全面侵攻が始まってからは、キーウ作戦に参加したとし、2022年6月から2024年3月までは、作戦戦略部隊集団「ホルティツャ」に(編集注:報道官として)参加していたと伝えた。
そして同氏は、報道官として世界中のあらゆる報道機関と作業をしてきたと述べ、防衛線力の様々な部隊や軍幹部とのコンタクトを有していると述べた。
写真:ユリヤ・オウシャンニコヴァ/ウクルインフォルム
チェレヴァティー氏は、2003年意向北大西洋条約機構(NATO)関係者と活動してきたとし、ウクルインフォルムでは、欧州大西洋統合(編集注:ウクライナのNATO加盟)関係のアイデアや原則を伝えることに注力していくと伝えた。同氏は、「私は常に揺らぐことなく欧州大西洋統合の支持者だった。そのため、私はこのテーマに多くの注意を向けていく。私たちにとっての直近のテーマは、当然、『平和サミット』である」と発言した。
これに先立ち、24日、ウクルインフォルムの新総裁として、軍事ジャーナリストのセルヒー・チェレヴァティー氏が任命されていた。