チェコ主導で獲得した弾薬の最初の18万弾は6月にウクライナに届く=パヴェル大統領

チェコ主導で獲得した弾薬の最初の18万弾は6月にウクライナに届く=パヴェル大統領

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チェコのパヴェル大統領は、チェコが主導して獲得している砲弾の最初のものは6月にウクライナへ届けられることになると発言した。

パヴェル大統領が独テレビ局「ARD」へのインタビュー時に発言した

パヴェル氏は、「私たちはフィアラ(チェコ)首相と共に、最初の18万の弾薬は6月に届けられるだろうと予想している。そしてすでに5桁、6桁の数の弾薬の契約がある」と発言した。

同氏はまた、チェコのイニシアティブは望んでいるほど迅速には進んでいないとも述べた。

その他同氏は、ウクライナを全面的に支えるよう呼びかけた。同氏は、ロシア侵略者は、戦争を続けることに意味がないと理解せねばならないとし、なぜなら、ロシアには「成功に向けた何らかの希望がまだあり、和平協議を行う理由を見出していないから」だと発言した。

さらに同氏は、西側諸国のウクライナ支援は非常に「慎重」であり、紛争のエスカレーションを回避しようとしており、新しい決定の度に議論が長引いていると指摘した。

そして同氏は、「もし私たちがその熟考とリスク評価の期間を飛ばしていたら、ウクライナはこの支援を数か月前、もしかしたら数年前に受け取れていただろうし、状況は異なったものとなっていただろう。私たちは、過去の教訓を学ばねばならないし、ウクライナが領土と命をこれ以上失わないようにするために、支援を今、完全な形でできるだけ迅速に供与しなければならない」と強調した。

また同氏は、ロシアは自らを「ユーラシア文明」と呼んでいるが、ロシアの価値は欧州の価値とは異なるのであり、ロシアに対して譲歩や互恵的な決定に到達しようとする試みの立場から接近するのは非常にナイーブだと指摘した。

同氏は、「今もロシアは『勝つ』『負ける』の概念しか知らない。言い換えれば、ロシアが成功したがっている場合、他の者たちは負けねばならないのだ。それが、私たちにとっての警告とならねばならない」と強調した。

写真:チェコ国防省


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