13日の人道回廊を利用した避難者5500人 マリウポリ等避難できず=ウクライナ副首相

13日、ウクライナとロシアの合意した停戦と人道回廊を通じた住民の避難が行われ、14本中9本のルートにより5500名強を避難させることに成功した。同時に、ロシア軍の包囲の続くマリウポリなど5つの自治体からの避難は実現しなかった。

ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相が動画メッセージにて伝えた

ヴェレシチューク氏は、「今日、私たちは、恒常的な砲撃から5500人以上の人を避難させることができた」と伝えた。同氏は、13日は、14本の人道回廊のうち9本が機能したと説明した。

具体的に避難が実現できたのは、キーウ(キエフ)州の各自治体から3950人、ルハンシク州の各自治体から1600人だという。

同時に、ロシア軍の停戦違反により、人道状況の悪化が進むマリウポリを含む、5つの自治体からの避難ルートは機能しなかったと発表された。