ゼレンシキー宇大統領、エルドアン土大統領に安全保証国となる準備につき謝意表明

ウクライナのゼレンシキー大統領は31日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、同国がウクライナの安全保証国となる準備があることにつき謝意を伝えた。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて会談結果を伝えた

ゼレンシキー氏は、「ウクライナの真の友人であるエルドアン・トルコ大統領と再び話をした。イスタンブルにおける代表団協議の高いレベルの組織を指摘した」と発言した。また同氏は、平和達成への道における今後の行動につき調整を行ったと書き込んだ。

さらに同氏は、「トルコが私たちの国の安全の保証国となる準備があることにつき感謝している!」と伝えた。

これに先立ち、29日、トルコのイスタンブルにて、ウクライナとロシアの和平協議が開催された。ウクライナは、同国の安全を保証する国際合意へ国連安保理常任理事国などの国々が署名し、合意が各国国会で批准されることや、15年間のクリミア問題の協議実施を提案している。

協議後、ウクライナ代表団の一人のアラハミヤ最高会議議員は、安全保証合意はウクライナのための安全を具体的に保証するきちんと機能するメカニズムでなければならず、保証国に、北大西洋条約機構(NATO)条約第5条に似た、義務の生じるもので、しかし、侵略があった際には、3日以内に協議を実施し、支援を提供するというものだとし、軍、武器、空の封鎖などの軍事支援の形を取り得るものだ、と説明した。

さらに同氏は、国連安全保障理事会常任理国、英国、中国、ロシア、米国、フランス、トルコ、ドイツ、カナダ、イタリア、ポーランド、イスラエルを潜在的安全保証国と見ていると発言した。