米国務省、米国民がロシアに拘束されていることを認める
米国務省は3月31日、ロシア軍人と特殊機関が、ロシア領内や占領するウクライナ領内にて、米国民を拘束していることを認めた。
プライス米国務報道官が記者会見時に発言した。ウクルンフォルムの特派員が伝えた。
プライス氏は、「過去数週間、私たちは、米国民がロシア軍にてウクライナにて拘束された、またロシアの占領地を通じてロシアあるいはベラルーシへと陸路避難の際に拘束されたという報道を目にしてきた」と指摘した。
また同氏は、ロシア特殊機関は米国民をロシア国内でも拘束していると指摘し、国籍のみを根拠として米国民を拘束している可能性は十分にあると発言した。
同氏は、その報道内容は確認済みだとし、拘束されている米国民の具体的数は述べなかったものの、米国民の解放は世界中で米領事館にとっての優先課題であると発言した。
さらに同氏は、ウクライナ領とロシア領に滞在している米国民は皆「速やかに出国すべき」だと繰り返した。