ロシア軍、キーウ近郊のブチャ市から撤退=ウクライナ参謀本部

ウクライナ軍参謀本部は1日、ロシア軍がキーウ(キエフ)北西近郊のブチャ市から撤退したとしつつ、その際にロシア軍は各地に地雷を設置していったと報告した。

参謀本部広報室がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、ロシア連邦による対ウクライナ全面的侵略は続いていると書かれている。同時に、キーウ州とチェルニヒウ州からのロシア軍個別部隊の撤退と軍の再編が続いており、それはスロビダ地方(北東部)とドネツィク方面での攻撃部隊編成のためだろうと説明されている。

また「(キーウ州)ブチャ市からの撤退の際に、ロシア侵略軍は、民間施設、インフラ施設、住宅街の敷地に地雷を設置した」と書かれている。

その他、参謀本部は、南部ザポリッジャ州では、エネルホダル市の国家警護隊基地敷地内にロシア軍が民間人を拘束していると伝えた。また同州トクマク市では、ロシア軍が4月4日にいわゆる「住民投票」の実施を予定していると書かれている。