南部エネルホダルにてロシア軍が集会参加者に発砲 市民4名負傷
動画
ロシアによる占領が続く南部ザポリッジャ州エネルホダルでは2日、住民が反占領・親ウクライナ集会を開催したところ、ロシア軍は参加者に対して銃やスタングレネードを使用、住民4名が負傷した。
原子力発電公社エネルホアトム社がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
報告には、「エネルホダルでは、いくつか大きな爆発音が響いた。今日は朝から同市住民がウクライナサポートのための平和な集会に集まっていた。彼らは、国歌を歌い、互いに話をしていた。ロシア・ファシスト占領者は、それを観察していた。エネルホダル市民が解散し始めたら、ワゴン車がやってきて、侵略者はそこに住民を押し込み始めた」と書かれている。
そして、市の中心部では、爆発音や多くの銃声が鳴り響き始めたという。
動画では、人々が散り散りに逃げ去る様子が見える。
また、エネルホダル市では、通信が使えなくなり始めていると報告されている。エネルホダル・テレグラムアカウントでは、インターネットが落ちて、電話の通信もできなくなっているとあり、ロシアは世界がエネルホダル市民に対して行う犯罪をわからなくしようとしていると書かれている。
ザポリッジャ州軍行政府の関係者は、記者団に対して、同日のロシア軍の攻撃により、民間人4名が負傷したと発表した。