「今後領土の完全解放に向けた長い戦いが私たちを待っている」=ウクライナ国防次官
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ウクライナのマリャル国防次官は11日、ウクライナは完全勝利まで、国際的に認められた国境内の全領土の解放まで戦っていくと発言した。
マリャル国防次官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにおける記者会見時に発言した。
マリャル氏は、「英雄的なキーウ市と州の防衛後、戦争は実質的に別の局面に移行しており、敵は別の目的を形成し、戦争にて別の戦術と戦略を用いざるを得なくなっている。ロシアは、目的を一切達成できず、実質的に戦略的敗北を喫したのである。同時に、この先、私たちはを待ち受けているのは、極めて困難かつ長く続く、国際的に認められた国境内の私たちの領土の完全な解放までの戦いの段階である」と発言した。
同氏は、状況は困難であり、戦争は長引く可能性があるとし、「現段階にて、ロシアには、まだ多くのリソース、機材がある。同国は、人々を動員することができるし、それは数週間以内に行われる可能性がある。2月24日のエスカレーションの時点で、私たちは、自国の防衛を2週間だけとか、5月9日までとかで準備していたのではなく、完全な勝利までの防衛を準備していたのであり、自国軍を信じていたのである。私たちは、戦争が長引くことを理解している。ロシアは、主にソ連の在庫により、私たちより機材の面ではるかに優位にある。彼らは、長く、集中的な戦争を行うことができる」と発言した。
※ウクライナ語での当該発言部分の動画
なお、ウクライナでは、2月24日からロシアによる全面的侵略が続いている。