ドゥダ・ポーランド大統領、ミサイル着弾につき「不幸な事件だった」

ポーランドのドゥダ大統領は１６日、ポーランド領に着弾したミサイルがロシア軍により北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国に対して意図的に発射されたものであることを示す兆候は一つもないと発言した。

ドゥダ大統領がワルシャワにて記者団に対して発言した。米ブルームバーグが報じた。

ドゥダ氏は、「それは不幸な事故だったというのが、最も可能性がある」と発言し、おそらくそのミサイルはウクライナの防空システムの一部だったと補足した。

これに先立ち、ロシア軍が１５日にウクライナ全土を大規模にミサイル攻撃し、その結果、各地の電力インフラや民間住宅への着弾が確認されていた。同時に、同日、ポーランド領内でウクライナ国境付近のプシェヴォドゥフ村にて、穀物乾燥機の近くで爆発があり、結果、２名の住民が死亡したことが報じられていた。

写真：PAP/Radek Pietruszka