ロシア軍、キーウを弾道ミサイルで攻撃 全弾撃墜
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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、29日日中、首都キーウに対して11弾のミサイルで攻撃を行った。ウクライナ空軍は、全弾撃墜したと伝えた。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「敵は11時30分頃にキーウ方面を地上発射型作戦戦術ミサイルシステム『イスカンデル』から弾道ミサイルと巡航ミサイルで攻撃した。『イスカンデルM』(編集注:弾道ミサイル)と『イスカンデルK』(編集注:巡航ミサイル)合計11弾が北方から発射された」と伝えた。
キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、撃墜されたミサイルにより、ポジール地区にて2階建て建物屋根で火災発生)、オボロン地区のガソリンスタンド、道路、緑地にミサイル破片落下、デスニャンシキー地区の公園にミサイル破片落下、ドニプロウシキー地区の道路にミサイル破片落下が確認されたと伝えた。
空襲警報発令中にキーウ地下鉄に避難した市民 写真:コスチャンティン・リベロウ、ウラダ・リベロヴァ
これに先立ち、ロシア軍は、29日未明にもウクライナ各地に対してミサイルと自爆型無人機で大規模攻撃を行っていた。
トップ写真:キーウ市軍行政府(テレグラム)