ロシアのプロパガンダ、ウクライナに供与された西側武器がハマスに渡っているとする偽情報を拡散=宇国防省系センター

ウクライナ国防省傘下「ミリタリー・メディア・センター」は、ロシアが、ウクライナが供与された西側の武器をテロ集団ハマスに供与しているとする偽情報を拡散していると発表した。

ミリタリー・メディア・センターがテレグラム・チャンネルにて発表した

発表には、露プロパガンディストが、あたかもハマス代表者が「ウクライナの武器」を見せていると主張する動画を拡散しているという。それら投稿では、アラビア語であたかもウクライナがハマスに西側の武器を横流ししたかのように主張されているという。

ミリタリー・メディア・センターは、「動画の長さは12秒だけであり、多くの疑問を抱かせるものである。実質的にウクライナはそのようなことを行えない。なぜなら、私たちの西側のパートナーが、彼らがロシア侵略との戦いのために私たちに供与した武器と軍事品を注意深く追っているからだ」と指摘した。

同時に同センターは、拡散された動画はもしかしたら、ロシアが自らを正当化し、ハマスとは関係がないという幻想を生み出すことを目的に簡素に撮影されたものかもしれないと推測している。

その他同センターは、ロシアがハマスと長らく協力してきたことを喚起し、ロシアの政権幹部がハマスの指導者やメンバーと会談してきたことと指摘している。