ロシア軍、ウクライナ東部セリドヴェ市をミサイルで攻撃 死者1名、負傷者3名
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、15日未明にウクライナ東部ドネツィク州セリドヴェ市へとミサイル攻撃を行った。これまでに民間人の間に死者1名、負傷者3名が出ている。
クリメンコ宇内務相がテレグラム・アカウントで着弾につき報告した。
クリメンコ氏は、「本日未明、敵はドネツィク州ポクロウシク地区セリドヴェ市をミサイルで攻撃した。結果、4階立ての集合住宅が破壊された」と伝えた。
そして同氏は、現場では救助班が警察とともに負傷者を救助し、病院へ搬送したと書き込んだ。
Ігор Клименко: Селидове: внаслідок обстрілу пошкоджено багатоповерхівку. Врятовано 5 осіб, серед них - дитина Сьогодні...
Опубліковано ДСНС України Вівторок, 14 листопада 2023 р.
ドネツィク州検察は、テレグラム・チャンネルにて、今回の着弾と死傷者につき報告した。
発表には、「11月15日未明、ロシア軍は、セリドヴェの集合住宅に4発のミサイル攻撃を行った。暫定情報では、占領軍は、同自治体を地上発射型ミサイルシステムS300で攻撃した」と書かれている。
着弾により、ミサイル着弾により、50歳の地元女性が脳震盪を起こし、病院へ搬送されたという。
さらに、集合住宅が着弾により一部崩壊し、82歳の女性と56歳の男性が負傷。また、85歳の女性の遺体が瓦礫の下から見つかったと報告された。
動画:国家非常事態庁(テレグラム)
検察は、瓦礫の下には、まだ人がいる可能性があると伝えた。
その他、20軒の民家、6軒の集合住宅、車両1台、経済施設1軒が破壊・損傷したと報告された。