露軍ミサイル攻撃でキーウの変電所3か所が破壊・破損

写真

ウクライナの電力会社「DTEK」は、8日のロシア軍によるミサイル攻撃の際に、キーウ市内では変電所3か所が破壊あるいは破損し、また電力ネットワークも破損したと報告した。

DTEKがテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「(編集注:キーウ市内の)ホロシーウシキー地区とシェウチェンキウシキー地区で、DTEKの変電所3か所が破壊された、あるいは破損した。また電力ネットワークも破損した」と書かれている。

また同社は、電力事業者はすでに現場で活動しているとし、大半の建物はバックアップ電源で近々送電されることになるだろうと伝えた。

なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日のロシア軍によるウクライナへの大規模ミサイル攻撃の際に、キーウ、ドニプロ、クリヴィー・リフ、スロヴヤンシク、クラマトルシクが被害を受けたとし、40弾以上のミサイルが発射され、集合住宅、インフラ、小児病院が破損したと報告している

また、クリメンコ内務相は、その大規模ミサイル攻撃により、現時点で約20名の死者、約50名の負傷者が出たことが判明していると報告している

キーウ市内では現時点までに死者が8名、負傷者が25名出ている