ウクライナ東部ポクロウシクで市街戦は行われていない=宇防衛戦力
ウクライナのトレフボウ作戦戦略部隊集団「ホルティツャ」報道官は2日、ロシア軍はポクロウシク市の境界線に到達していないが、周辺自治体を制圧することで同市を包囲しようとしていると伝えた。
トレフボウ報道官がテレビ番組出演時に伝えた。
トレフボウ氏は、「ポクロウシク方面では昨日、私たちの防衛者が侵略者の襲撃・攻勢行動を38回阻止した。そこは、全ての方面で最も激しいところだ。同方面は、過去数週間同じ状況が続いている。クラホヴェ方面やヴレミウカ方面といった隣接する方面もまた、引き続き非常に激しい。(編集注:ポクロウシク)市内で市街戦は発生していない。ロシア人は市の境界線に到達していないが、しかし、隣接する自治体、町を通じて町を包囲し、様々なグループで浸透し、(編集注:戦力を)集結させ、町を迂回するためにさらに攻撃しようとしている。また、無人機の積極的な行動、ロシア人が現在保有するあらゆるものの活発な行動もまた、ポクロウシク市のある地域に集中している」と報告した。
記者から、敵はポクロウシクを南から半分包囲して制圧したがっているのかと質問されると、トレフボウ氏は、町はかなり大きく、強化されており、ロシア軍は正面攻撃には向かわないだろうとし、同時に、敵はチャシウ・ヤルやクラホヴェをはじめとする、他の複数方面での紫外線を繰り広げていると伝えた。
そして同氏は、「敵は現在ポクロウシク戦を想定しておらず、町を迂回し、インフラ面の接続を断とうとしている」と説明した。
写真:コスチャンティン・リベロウ