ウクライナ防衛戦力、露軍発射の弾道ミサイル2弾、無人機24機を撃墜

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、17日から18日にかけて、同国を弾道ミサイルと自爆型などの無人機で攻撃した。ウクライナ防衛戦力は、ミサイルを2弾、無人機を24機撃墜した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

空軍は、17日19時から18日8時までに、ロシア軍は39機の自爆型「シャヘド」や自爆型を模倣した無人機、および弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23(北朝鮮製)」4弾で攻撃を仕掛けてきたと報告した。

これに対して、ウクライナ側は、「イスカンデルM/KN23」を2弾、無人機を24機撃墜したという。迎撃戦は、ポルタヴァ州、スーミ州、ハルキウ州、チェルカーシ州、チェルニヒウ州、キーウ州、フメリニツィキー州、ジトーミル州、キロヴォフラード州、ドニプロペトロウシク州、ヘルソン州、ドネツィク州で行われたという。

また、14機の無人機は飛翔中に消失したと報告されている(被害なし)。

同時に空軍は、キーウへの攻撃により死者が出ているとし、撃墜された弾道ミサイルが市内シェウチェンキウシキー地区に落下し、一企業の製造所が部分的に破壊され、建物、地下鉄の入り口、自動車、給水設備が破損したと報告した。

また今回の攻撃は南部ザポリッジャに対しても行われたところ、暫定情報では同市では死者は出ておらず、負傷者出ていると報告されている。

なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は、同日のロシア軍の攻撃により、キーウでは死者3名、負傷者3名、ザポリッジャでは負傷者10名が確認されていると報告していた