ハンジューク殺害事件:保釈されたマンヘル容疑者に位置情報を伝える電子ブレスレット装着
活動家のカテリーナ・ハンジューク氏殺害組織の容疑がかけられているヘルソン州議会議長のウラディスラウ・マンヘル氏は、警察により位置情報を特定するための電子ブレスレットが装着された。
19日、ウクラインシカ・プラウダ通信にヤロスラウ・トラカロ国家警察報道官が伝えた。
トラカロ報道官は、「ヘルソン州警察は、裁判所の決定を受け取った。同人物は、保釈金による釈放の際、電子コントロール器具を装着することが義務づけられている。2月16日、捜査官の同席のもと、同人物に電子ブレスレットが装着された」と発言した。
同報道官は、マンヘル容疑者は、ヘルソン市内のみ移動可能であり、同市の外に出る場合は、本件捜査を行う保安庁(SBU)の捜査官による許可を得なければならないと説明した。
これまでの報道によれば、2月11日、ルツェンコ検事総長が、ヘルソン州議会議長であるウラディスラウ・マンヘル氏に対して、昨年7月31日に硫酸をかけられ死亡した活動家カテリーナ・ハンジューク氏の殺害を組織した容疑が伝達されたことを発表していた。
2月15日、キーウ(キエフ)市シェウチェンキウシキー地区裁判所は、未決囚に対する予防措置として、マンヘル容疑者を3月3日まで逮捕する判決を下したが、その後、249万7000フリヴニャの保釈金が支払われことにより、同容疑者は保釈されていた。