「ロシアは私たちの航空機を撃墜すると脅した」=ルコルニュ仏国防相
フランスのルコルニュ国防相は、先月黒海の監視を行っていたフランスの航空機に対してロシア側が撃墜すると脅してきたと発言した。
ルコルニュ国防相が仏RTLへのインタビュー時に発言した。
ルコルニュ氏は、「2024年のロシアの振る舞いは、もはや2022年に私たちが経験したものとは全く異なる。それは、ウクライナの戦場でロシアが問題を抱えているという事実によって説明できる」と述べ、さらに「1か月前、ロシアの航空管制システムが黒海でフランスの航空機を撃墜すると脅した。それは、冷戦時代と同じ手法であり、私たちはロシアの特に攻撃的な立場の回帰を目にしている」と発言した。また同氏は、「ロシアは攻撃性の限界で遊んでいる」と補足した。
さらに同氏は、欧州の安全保障はウクライナの勝利にかかっていると改めて強調した。
同氏はまた、「この種の戦争は、私たちに忍耐とは何かということを教える。状況は安定してきており、前線のラインは落ち着いており、ある種の耐久力が生じている」と指摘した。同時に同氏は、ウクライナへの支援はフランスの経済を高めるものだと説明し、「それは、フランス国内で活動するフランスの産業のために開かれる信用枠であり、その後、彼らが私たちにウクライナへとその武器を供与する機会を与えるのだ」と説明した。