ゼレンシキー宇大統領、長射程ミサイル供与につき「最初は米国、それからドイツのタウルスとなるだろう」
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ウクライナへの米独の長射程ミサイル提供可能性につき、最初の一歩は米国が行い、それからドイツによる供与となるとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領がフォーラム「ウクライナ 2014年」の総括として開いた記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「こう言おう。米国、それからドイツだ。全てにおいて常にそうなのだ。(独)首相が(米)大統領に依存しているという話をしているのではなく、私の経験からして、あれやこれやの武器種をめぐる決定に関する行動順序がいつもそうだったからだ。もし米国が一歩進めば、私たちはその後、他の者に対しても話して、それを例示することができる。『ごらんなさい、私たちに対して、その武器が開かれた。あなたともさらに仕事をしようではないか』というように」と説明した。
同氏はまた、ドイツのショルツ首相が欧州でリーダーシップを取っていることに感謝していると強調し、ドイツとウクライナの安保協定は最も強力だと指摘した。